こんにちは。区議会議員の山口銀次郎です。
1945年のこの日、東京大空襲によって現在の台東区や墨田区で多くの方が犠牲になりました。
現在も台東区には、東京大空襲の戦跡が残っており、浅草寺には空襲で燃えた跡が残っているイチョウの木があります。
以前参加したツアーでガイドの方に説明を受けるまで、長年台東区に暮らしていましたが、その存在を知りませんでした。
区内にはそういった場所が他にもあります。
現在、東京大空襲の時から長い年月が経過し、当時この地で実際に空襲を体験された方も高齢になり、お亡くなりになる方も少なくありません。
私が子供の時などは、祖母や祖父から戦争の体験談を聞いたこともありますが、最近はそういったお話を直接聞ける機会も減っています。
東京大空襲の出来事を知らないという方も居るかもしれません。今後そういった方が増えてしまうかもしれません。
台東区としても、東京大空襲の出来事を風化させず、しっかりと次の世代に伝えていくことが必要だと思います。
広島や長崎にある原爆資料館のような施設があれば良いとも思いますが、用地や費用の問題もあります。
まずは区有施設に常設で資料展示出来る場所を作るなどしてはどうかと思います
。
区役所で8月に毎年おこなわれている平和パネル展の充実も、以前求めましたが今後も求めていきたいです。
12日までは、東京大空襲資料展が開催されています。
我々自身が学び、次の世代に語り継いでいくことも大事ではないでしょうか。
